最高の知識をネット上から集めて再配信するブログ

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。





 人が感情を表すのは、決して珍しいことではありません。むしろ、当たり前のことです。仕事をする以上、こうした感情的な部分も織り込んで対応するのは当然のことです。

【他の画像】

●感情を忘れたビジネスマンは出世しない

 若手ビジネスマンの中には、「社会で働くうえでは、物事を合理的に考え、論理的に振る舞うべきだ」と考えている人が多くいると思います。

 しかし、感情を置き忘れた人は、絶対に大成しません。コンサルタントはイメージとして合理性のかたまりのように思われていますが、活躍している人には感情的な性格の持ち主が非常に多い。世の中でリーダーシップを取っている人のなかにも、感情の強い方がたくさんいます。

 感情は心に深く刻まれる度合いが強いため、沸き出すエネルギーが強くなり、モチベーションとして長続きするからです。

 反対に感情を殺してしまうと、エネルギーの源泉がなくなり、「物事を変えてやる」という気持ちがなくなっていく。感情を表に出すか、否かの問題はありますが、感情の起伏は意図的に残しておくべきです。

 ビジネスには、目標を立てて計画をつくり、実行するというサイクルがあります。最後に待っているのが、達成できたか、できなかったかという結果。

 私は達成できた場合、結果やプロセスを心から喜ぶようにしています。反対に未達成のときには思い切り悔しがり、「次こそは達成してやる」と誓います。

 こういった達成、未達成からくる感情の刺激こそ、仕事のおもしろさだと思います。それが、困難な仕事にチャレンジするモチベーションになってくる。

 「悔しい。次こそは成功させてやる」という気持ちが感情として刻み込まれていかないと、次のアクションが起こってきません。

 悪い意味での大人にはならず、感情を残しておくべきです。

●自分が感情的になれば、相手の感情を理解できる

 感情を残しておくことには、副次効果があります。ビジネスの世界は、実は感情で動いているケースが多い。

 典型的な例を出すと、上司が不機嫌な裏には家で奥さんとケンカをしたなど、感情的な原因があります。「なんか気に入らねえなあ」という感じで、非合理な理由で怒られることが少なくありません。

 論理ばかりで物事を判断しようとする人は、そういった状況を当たり前のこととして捉えることができない。これでは、ビジネスマンとして致命的です。取引先の人にも機嫌がいい、悪いは当然のようにあるので、当たり前のこととして捉えなければいけません。

 自分に感情の起伏があるなら、相手にもあるのは自然のことです。

 自分の感情を大切にすると、他人にも感情で動く仕組みがあることをよく理解できます。そうして相手への対応が上手になっていく。マイナスの感情をうまく受け流すことができるようになり、受け止め方がうまくなっていくのです。

 繰り返しますが、内に秘めた感情をなくさないでください。最近の若いビジネスマンは、合理的に仕事をしようという概念があまりにも強すぎる。

 「日本の企業と比べて、外資系はすごく合理的に判断する」「グローバル企業で生きていくためには、論理的に冷静に振る舞わなければならない」

 そう考えている若者が少なくないですが、実際には真逆。特に日本以外のアジアのビジネスパーソンは感情的にビジネスをしています。そういった感情を理解できなければ、ビジネスにおいて良好なコミュニケーションはとれません。

 アップルの創業者スティーブ・ジョブズ氏が感情的な人だということが知られたこともあり、「リーダーには感情が大事だ」と言われるようになってきました。しかし日本では、「感情を大切にしよう」という流れはまだ限定されている気がします。

 若手ビジネスマンも感情を大切にしてください。感情の波が平坦になると、仕事の仕方も平坦になってしまい、優れた結果は生まれません。

●相手の機嫌の良し悪しで対応を変えろ!

 私は普段、社員教育の一貫として、あえて感情的に理不尽な振る舞いをすることがあります。一種の職場トレーニングです。

 若い世代のなかには合理的に考えすぎる人がいるので、そういった社員には「人間は感情がある生き物」と覚えさせなければいけない。

 取引先の相手にも、機嫌の良い日、悪い日が絶対にあります。そういう日は、コミュニケーションの取り方を変える必要がある。そのためにはまず、相手の感情の違いに気付かなければいけません。

 もし私が社内で感情を抑えて対応していると、若手社員は「人間は合理性で動くもの」と間違って考えてしまいます。ですから、社内ではトレーニングの一貫として、感情の波を出すことで「人間には機嫌のいいときと悪いときがある」と教えています。

 人が感情を表すのは、決して珍しいことではありません。むしろ、当たり前のことです。仕事をする以上、こうした感情的な部分も織り込んで対応するのは当然のことです。

●今回のポイント
自分の感情を大切にすれば、相手の感情を重視できるようになる

●いまの苦労はマネジャーになったときの宝物

 若手ビジネスマンも多くの経験を積んで、やがて部下を持つ立場になります。組織のマネジメントをする際に必要なのが、感情移入のスキルです。

 例えば部下がそろっている場で発言する際、「こういうことを話したらAさんはよく思い、Bさんは不快な顔を浮かべ、Cさんは協力してくれる」などと、相手の気持ちを想像できるか。受け止める側の感情を予測しながら対応することで、気の利いたマネジメントやリーダーシップを実行できるようになります。

 こう考えると、マネジメントは経験が大きい世界。自分がさまざまな体験をすればするほど、それがデータベースとして蓄積されていくからです。

●自分が経験すれば感情移入できる

 マネジメントする立場になったとき、部下の子どもがカゼをひいたとします。そんなとき、自分にも子どもがいる人のほうが心配顔で働く部下に「今日は帰っていいよ」と言ってあげられる可能性が高い。

 人は自分が経験していないと、なかなか相手に感情移入できません。苦労やさまざまな体験をした人がマネジメントでうまくいくのは、他者の気持ちを瞬時に理解できるからです。

 苦労や経験は将来の宝物。若いうちにいろいろなことを体験することで、マネジメントする上での土台がつくられていきます。

 経験の幅が大きければ大きいほど、一瞬の判断の質が上がっていきます。だから若いうちから将来に備え、自分が経験したことを記録として残していってください。その記録の蓄積が、マネジャーになったときの財産になります。

 自分が下の立場の頃、上司にされてよかったこと、嫌だったことも記録に残しておきましょう。将来、絶対に役立つはずです。




コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://supreme2006.blog81.fc2.com/tb.php/678-306f3398
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

無料カウンター

 あああ