最高の知識をネット上から集めて再配信するブログ

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。





 サイバーエージェント(以下、CA)という会社名を聞いても「ああ、奥菜恵の元ダンナの会社ね」と連想し、同時に当時、奥菜恵の不倫相手と伝えられた俳優、山内圭哉の弁髪まで思い出してしまう私ですが、CAが近年スマートフォン向けのゲームやサービスで業績をグイグイ伸ばしていることぐらいは知っています(具体的にどんなサービスがあるかはよく知らない……)。最近のCAは業績以外に「働く女性がキラキラしている会社」としても注目を浴びているようです。

 ちょうど昨年の今頃には日本経済新聞でも「サイバー流、女性活用の研究」というCA女性社員の働きぶりを追った連載がありましたが、CA女子はファッション雑誌にも登場。『AneCan 3月号』(小学館)では「『サイバーエージェントの女子社員』研究!」という特集が組まれています。これは特集1ページ目からCAを代表する美女軍団が集結し話題を呼んでいます。

 とはいえ、前からCA女子のキラキラ具合はネット上では有名でした。きっかけは2010年ぐらいにSNS経由でネット上にCAの内定式の写真が流出したことでしょうか。そこに写った女性たちの容姿はいずれ劣らぬハイレベルで(卒業旅行でハワイとか行って『ハルカ~、一生友達だよ~♡』などとFacebookに投稿していそうな感じの可愛らしい女の子たちです)、ネットユーザーに大きな衝撃を与え、「CA女子は顔採用」という中傷に近い噂さえ立っています。

 私も『AneCan』の記事を読んだらその噂を信じたくなってきました。登場する21人の女性たちの名前を一人一人ググるという大変気持ちの悪い調査をおこなったところ、そのうち7人が学生時代から読モやタレント活動をおこなっていたことも判明(ひとりはミスコン優勝経験者)。CAの正社員数は1498人(2013年9月時点)、男女比をみてみると31%が女性だそうです。およそ、464人が女性ということになりますが、そのうち少なくとも7人が読モなのです。

 467分の7(約1.5%)……と細かい数字を出してみてもスケール感がまったくわからないですが、たぶんネット検索にひっかからないだけで、実態はもっと読モ経験者がいるのでは、と推測できますし、467人のなかから21人を選んでこれだけ美女が揃うってなかなかスゴい。「学年一の美女が21人いる」感じ、というわけのわからない表現を使いたくなってきます。ちなみに半数の女性がデカ目効果のあるカラコンを愛用しており、メイクポーチにはメイク直し用の道具がぎっしり(そしてずっしり重い)。口紅の平均所有本数は4本、なんと8本もポーチに常備している女性も。キレイを維持する裏には、それなりの努力があるわけですね。

 上述の気持ち悪い調査では、彼女たちがブログやSNSなどで自分の日常を公開している割合も非常に高いことがわかりました(もちろんブログは自社サービス。出身大学も公表している方は、偏差値が高い人気私大ばかり)。さらにこの21人は社内でも優秀な業績を上げている精鋭でもあるようです。最強過ぎるでしょう。私が塩谷瞬のような優男だったら、すぐさまたらしこんで彼女たちのヒモになって暮らしたいです。

 しかし、なぜ、CA女子はこんなにキラキラしているのか。この謎を解くには『AneCan』に掲載された、CA社長、藤田晋さんのインタビューがヒントになります。藤田社長は、女性が「女性らしく」働ける会社を作りたかった、と語ります。それまでのキャリア・ウーマンといえば、仕事のために子供や家庭を持つことを諦めたりするイメージが根強かった。こうして高齢化したキャリア・ウーマンはどうしてもお局様化し、怖い存在になってしまう。そうじゃない環境づくりのために策を労した結果、キラキラ女子が集まる会社になった、と。

 CAが女性にとって働きやすい会社である点におそらく嘘はありません。先日紹介した『凄母(すごはは) あのワーキングマザーが「折れない」理由』(東洋経済新報社)にもCAに勤めるワーキングマザーが登場し、産後にもやりがいがある仕事をまかせてくれる会社として勤務先を語っています。これだけ女性が働きやすい会社だということが広まれば、必然的にキラキラ女子も憧れをもち、入社を希望する人も増えるに違いありません(しかも、スマホ向けのゲームやサービスは女子学生にとっても身近な存在です)。

 この女性にとって働きやすい環境づくりには、企業としてもメリットがある、と藤田社長は言います。たとえば、広告をとるための営業職が同じクオリティーで仕事してくれるなら、冴えないオッサンよりは、キラキラ女子のほうが出稿するクライアントも嬉しいとか、キラキラした女性が職場にいたら同僚男性のモチベーションがあがるとか……。いわく、「会社のモラルを高めるのは、チャーミングな女性の存在」だそうで、男性ばかりの組織だとどうしてもモラルが低下してしまうところ、可愛い女性社員がいると「よく見られたい」から「きちんとやろう」という自浄作用がはたらくのだとか(スケベ心丸出しじゃねえか甘えやがって)。まあその結果、あらゆるところで社内恋愛に発展して泥沼化なんて話もCA関係者さんからよく聞きますけどね~。あっちもこっちも竿姉妹・穴兄弟っていう環境に耐えうる精神力こそすごいと思います。誌面ではCA女子と合コン経験のある男性たちの座談会も掲載されているのですが、CA女子には「どんな会話もスルーせず拾ってくれる」「自虐トークをしない」という共通項があるそう。それってデキるキャバ嬢ですよね。

 個人的には、こうした女性の活用意図に問題を感じなくもありません。藤田社長は、忙しい女性社員たちにコラーゲンドリンクを支給したこともあると言います。これは優しさの表現と受け取られる一方で「お前ら、ずっとキラキラしていろ!」という要求、女性性の押し付けにも思えるのです。藤田社長が言う通り、キラキラ女子の効用は認められるのでしょう。しかし、彼女たちはクライアントのおじさんや同僚男性のためにキラキラしているわけではありません。

 キラキラ女子が多忙により、ちょっとメイクやファッションにまで気がまわらなくなれば、めざとい男性はすぐ気づき「あ、アイツ、手抜きだな」と評価しはじめるでしょう(逆にその『みだれ』がイイ! と言う人もいそうですが)。社員の平均年齢が約30歳というこの若い会社では顕在化するのは先のことでしょうが「女性はいつまでキラキラしていられるのか」というエイジングの問題もあります。

 男性社員と平等に業績を求められると同時に、キラキラ女子であり続けなくてはならないプレッシャーがのしかかる。『AneCan』のページを飾った華やかな女性社員たちの陰に、耐えきれず去って行った元CA女子たちの幻影が浮かびます。今月の『AneCan』では「『うつ』と正しく付き合おう」という特集も組まれているのですが、冗談じゃなく、「キラキラ女子よ、うつに気をつけろ!」という隠されたメッセージのようにも思われてなりません。

■カエターノ・武野・コインブラ /80年代生まれ。福島県出身。日本のインターネット黎明期より日記サイト・ブログを運営し、とくに有名になることなく、現職(営業系)。本業では、自社商品の販売促進や販売データ分析に従事している。
http://news.livedoor.com/article/detail/8558954/




コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://supreme2006.blog81.fc2.com/tb.php/671-7ea6ca52
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

無料カウンター

 あああ