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韓国検察は4日夜、原発の冷却水を処理する機械を製造・管理する協力会社から1億ウォン(現在のレートで約890万円)以上の現金を受け取ったとして、原発を運営する韓国水力原子力(以下、韓水原)の金鍾信(キム・ジョンシン)元社長を収賄の容疑で逮捕した。金・元社長は1994年に原子力業界に入り、2007年4月には韓国水力原子力の社長に就任したが、古里1号機での停電事故を隠蔽(いんぺい)したとして、昨年5月に辞任していた。

 金・元社長の容疑は部品の試験成績書の偽造と同じく、原発の安全と直接関係する汚職だった可能性もある。組織の最高責任者が取引業者から裏金を受け取れば、その行動を目の当たりにする組織の構成員全体に腐敗の風潮がまん延するのは当然のことだ。金・元社長の在任期間中、本来なら廃棄すべき部品にペンキを塗り、新品のように見せ掛けて納品するのを韓水原の職員は意図的に見過ごし、あるいは原発の安全に直結する重要部品の性能検査関連書類の偽造に加担するなどして、賄賂を受け取ることが常態化していた。韓水原の職員は自らの業務が原発の安全、さらには5000万の国民の安全に直結するという使命感を持たねばならない。この使命感さえあれば、納品業者が検査機関の印鑑を偽造し、これを捺印した虚偽の試験成績書を提出しても、それが本物か偽物かを確認もしないというあきれた事態は発生しなかっただろう。また、韓水原のある部長級管理職が、5万ウォン(約4400円)紙幣で6億ウォン(約5300万円)分の現金を隠し持っていた事実も発覚した。

 金・元社長の後任として2012年6月に韓水原の社長に就任したキム・ギュソプ前社長も、部品試験成績書偽造の責任をとってやはり先月辞任した。キム前社長は在任中「誰が信じられる人間で、誰を警戒すべきか分からないので大変だ」と話していたという。また閉鎖的な組織文化を改善するため、原発の稼働に責任を持つ各地域の本部長に外部の人材を登用し、本社の係長や室長クラスの3分に2以上を交替させたが、腐敗を根こそぎ改善できたという兆候は見られない。組織全体が腐敗に対する罪の意識を喪失していたからだ。

 韓水原の腐敗・汚職は一体どこから手を付けるべきか。今ではこのことさえ分からなくなってしまったのが実情ではないだろうか。そのため今できることは、腐敗や汚職を地道に細かく解明していく以外に方法はない。その上で、原子力の専門家や業界をひとまとめにする今の制度の問題点も同時に見直していかねばならないだろう。政府は規制緩和という名目で、専門の技術者を8人しか雇っていない零細企業にも原発部品の検証や試験ができる資格を与えるという理解し難い措置を取った。原発の設計や部品の管理運用を一つの会社が独占している点についても、けん制や監督の効果を弱めるという大きなマイナス面が指摘されているため必ず改善しなければならない。韓水原は2001年に韓国電力から独立した影響で、独自の監査機能が一気に弱まった。刷新策にはこの点を補う方策にも必ず言及しなければならない。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版




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