最高の知識をネット上から集めて再配信するブログ

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。





VCPとはVMware Certified Professionalの略で、日本語にするとそのまま「VMare認定プロフェッショナル」。
簡単に言うとVMware認定技術者です。

資格を取るにはVCPの試験を受けるわけですが、試験を受けるにはまずVMware社公認カリキュラムのVMware vSphere : Install, Configure, Manage [V5] と言うトレーニングセミナーを受講する必要があります。
このセミナーはNECラーニングとか富士通ラーニングとかグローバルナレッジのような、いわゆるIT系のセミナーをやってる会社が代行しています。

セミナーの期間は5日間。朝9:30~夕17:00までみっちりやります。
開始時間、終了時間は開催するセミナーの会社によって若干のずれはあるでしょうがカリキュラムが同じなので所要時間は大体同じハズです。
このセミナーを受講し終わると晴れてVCPの受験資格が得られます。
(厳密に言うとセミナーを受けなくても受験自体は出来るらしいけど、試験に合格しても資格が認定されないらしい)
このセミナーはもちろん有料で、費用は大体30万ちょっとみたいです。
なので、個人で受けられる人は殆どいないと言って良いでしょう。
普通は会社が費用負担して社員に受けさせます。

このセミナーの内容はVMwareの基礎知識、仮想化とはなんぞや?ってところを軽く触れて、あとはVMwareの仕様、技術、構築、設定などについて学びます。
注意が必要なのは、このセミナーはあくまでもVCP非受験者も対象にした基礎講座であって、試験対策講座ではないという事です。
教えてくれるのはあくまでも基礎で、VCPの試験範囲とセミナーのカリキュラムの範囲はイコールじゃありません。えぇ、全くイコールじゃないです。

ただし、講師の人が「ここは時間の関係で軽く流しますが、必ず後で公式ドキュメントに目を通しておいてください」などと、試験範囲に含んでいることを匂わせることを言うことがあります。
これはかなりの確立で出題されます。

試験範囲は、このセミナーの範囲を含む、VMware社のサイトで閲覧出来る構築、設定に関する公式ドキュメントに含まれる範囲全てです。

問題数は全部で85問。
500点満点で、60%である300点以上取ると合格です。
1問あたりの配点は均等ではなく、また配点は非公開です。
どのセクションの配点が高いとか一切不明です。
全て選択問題なのっで、一択の問題よりも二択、三択の方が配点が高そうな事は予想がつきますが。

なんだ、選択問題で60点以上なら簡単じゃないか、と思う人もいるかもしれませんが、ところがこれがそうじゃない。
前述した通り、試験範囲はセミナーで教わらないことも含むVMwareの設定、構築に関する全範囲。
講師の人も、最終日に「このセミナーだけじゃおそらく合格は難しいです」と言います。
あとは独学をするか、日常的に案件や社内システム等でVMwareを使っている人ならばどれだけ知識のストックがあるか?です。
最低限、公式ドキュメントは隅から隅まで全てのページに目を通しておいた方が良いです。
本当に広範囲に渡って出題されます。

試験時間は90分です。
85問で90分なので、1問1分くらいのペースで解いていかないとタイムアウトになります。
ネットで受験体験記みたいのお読んでも、「見直しの時間が全然取れなかった」と言うのをよく見かけます。
とにかく解ける問題からどんどん解いて行って、わからない問題、悩む問題は「あとで見直す」のマークを付けて先に進まないとマジで時間がなくなります。

割合で言うと、
(1)「セミナーで習ったことがしっかりと頭に入ってればスラスラ解ける」問題が3割くらい
(2)「セミナーで習った事がしっかり理解出来てて応用を働かせないと引っかかる問題」が2割くらい
(3)「VMwareの仕様や機能を理解しきれてなくても日常業務でのノウハウやネットワーク、ストレージの基礎知識があれば何となくわかりそうな問題」が1割くらい(ここまでで6割)
(4)「セミナーの範囲外で公式ドキュメン等を読んでおかないと何を言ってるのかすらわからない問題」が3割くらい
(5)「前のバージョンとの差分(違い)」が1割くらい

って印象です。(あくまでも俺の個人的な印象です)
つまり(1)~(3)のセミナーで教わること+自分が元々も持ってる基礎知識で全て正解して合格ラインギリギリの6割ってことです。
取りこぼさないようにするには必然的に(4)と(5)の学習が必要。
特に(5)なんかは意外とクセモノで、つまり前のバージョンでの最大値とか制限値、今のバージョンで新しく追加された機能、逆になくなった機能などを覚えておかないと違いがわかりません。

最終的には問題集を買って問題集をやった方が良いでしょう。
知識としては知っていても、どういう問題の出方なのかを知っておかないと、当日頭の中の引き出しを開けられずに終わってしまう事も十分にありえます。
ただし問題集は問題と解答のパターンを暗記するだけじゃ駄目で、「なんでこの解答なのか?」を理解しておく必要がありますね。
試験の感想:
他にベンダー資格を持っていませんし、VCP自体も初受験だったのでうまく比較ができないのですが、個人的にはかなり難易度が高い試験だと感じました。一応、vSphereの運用・構築を含めた実務経験がある上で、参考書に付いてきた問題集をかなりやり込んでから臨んだのですが、結果は合格ラインぎりぎりでした。模擬試験はほぼ全問を暗記するくらいまで繰り返し、なぜその回答になるのかをVMwareの公式ドキュメントやテストラボ、書籍等で確認、理解しながら勉強したつもりだったのですが自信をもって回答できる問題は少数でした。

Communityや海外ブログなどで触れられていますが、単に暗記するだけでは合格できないような内容になっているのだと思います。
実際、ある程度使った経験がないと答えるのが難しいと思われる問題もありました。

勉強方法:
今後受験する方の参考になるかもしれませんので、勉強方法について書いておきます。
まず用意したのは以下の4冊です。上の2つは会社ですでに購入済みでしたので個人で買ったのは下の2つです。その2冊でちまたの問題集を買えてしまうくらいの値段になってしまうのですが…

・VMware徹底入門 第2版
・VMware vSphereエンタープライズ・インテグレーション
・VCP教科書 VMware vSphere 4
・VCP5 VMware Certified Professional on vSphere 5 Study Guide: Exam VCP-510

1冊目のVMware徹底入門の内容はV4向けのものになりますが、VMwareから出版されているもので、V5にも共通する部分が多数カバーされています。また説明も非常に丁寧でわかりやすいのでおすすめです。
VCP教科書のほうもV4になりますが共通する部分はまだ多くあり、VMware徹底入門には載っていない部分も細かく説明されています。また各章の終わりに練習問題が用意されていますので、試験に向けた練習にもなります。
最後の書籍は広辞苑なみの厚さですべて英語になりますが、かなりおすすめです。あまりのボリュームにめげそうになりますが、演習の説明がかなりありますので思ったより時間はかかりません。この本のサポート用WEBサイトから模擬試験ソフトがダウンロードできます。これは全部で200問以上あるのですが、試験の重要範囲がカバーされていますので英語での勉強に問題がない方は使えると思います。

あとはもちろんVMwareのvSphere公式ドキュメントです。
これをほぼすべて印刷して読み込みました。

あとは個人用のテストラボ環境を自宅に構築しました。海外のブログやVMware Communityでは意外とこのテストラボの構築を重要視している人が多くいるようでした。今回はMac miniに無償のESXiを入れた上で複数台のESXiをVMとしてインストールして環境を作りました。これに関しては後ほど環境構築の手順をアップしようと思います。

勉強期間は1ヶ月半から2ヶ月ほどです。早朝、帰宅後の時間を使って書籍を読んで演習をやったり、模擬試験で理解度を確認しながら不安な部分をラボと公式ドキュメントを使って補完するという方法を取りました。




コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://supreme2006.blog81.fc2.com/tb.php/459-6af55b7f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

無料カウンター

 あああ